2011年 05月 27日
釜ヶ崎からの通信-135- |
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会からのメールです。

<大阪市議選立候補中の稲垣委員長。2011.4.8撮影>
<あいりん職安を訴える裁判の原告になってください。>
30年前から組合は、あいりん職安に対し仕事の紹介業務を行うよう要求してきました。1982年4月には当時参議院議員だった中山千夏さんが参議院決算委員会であいりん職安が仕事の紹介業務を怠っている件について質問しています。当時は労働省でしたが「場所が狭すぎる」とか「職員の数が少ない」等の言い訳や責任逃れをしていました。以下質疑の要旨です。
中山議員「職業安定所が職業紹介の業務をしていないというのは大変不合理ですし、これ法律的に見てもちょっとまずいんじゃないかという気もします」
中山議員「職業安定所でちゃんと職業の紹介を受けたいと言っている労働者もたくさんいるわけです。労働者の声をよく吸収するようにしていただきたい」
国務大臣〔初村滝一郎氏〕「働く方々が本当にこれを望んでおるんだと、それに対する答えを前向きにすべきであるということで、今後できるだけそういう指導に持っていきたいと思います」
それが「しばらくはこの状態(紹介業務をやらない)を続けていく」に変わり、今は「業務の分担」と称して「財団法人労働福祉センターが仕事の紹介業務をしている」と居直りの態度に変わってしまいました。
それでも厚生労働省や大阪労働局、あいりん職安が自らの誤りに気づいて「仕事の紹介業務をやります」と言い出すことを期待して毎日あいりん職安の窓口に行き「1日も早く仕事の紹介業務を始めるように」と要求行動を始めて5年目に入ります。
あいりん職安が紹介業務を始めることを求めた署名簿は厚生労働省に届けました。釜ヶ崎労働者の切実な要求にほっかむりをして無視し続けるあいりん職安の態度をこれ以上許しておくわけにはゆきません。
現場での闘いを継続しつつ裁判闘争も早急に準備しなければなりませんね。
裁判所に「あいりん職安が仕事の紹介業務をやらないのは違法」との判決を求める裁判になると思っています。裁判所がどう判断するのか。古くて新しい問題です。
白手帳を持っている人も持ってない人も原告になることができます。ぜひ原告になって下さい。近いうちに原告を募る署名活動を始めようと思っています。少しの間、お待ち下さい。
●大阪市は生活保護法にのっとり、健康で文化的な最低限度の生活を保障せよ!
●西成区役所の脅しによる生活保護打ち切り、断固反対!
●あいりん職安は生活保護を頼らなくても生きていけるよう、仕事の紹介業務を行え!
●生活保護法の改悪反対!
2つの裁判のお知らせです
特掃輪番労働者がNPO釜ヶ崎・大阪市・大阪府を相手に賃金不払いの裁判を行っています。第7回目の裁判です。今回は双方の証人にだれが立つのかの検討がなされる予定です。
日時 4月18日(月) 午後2時30分
場所 大阪地方裁判所 809号法廷
集合・出発 バス「釜ヶ崎」でセンターを午後1時30分に出発します。
* 午後4時ころに釜ヶ崎に戻ります。簡単な弁当とお茶を用意しております。
受刑者に選挙権を!
稲垣浩委員長が国を相手に裁判を起こしています。第2回目の裁判です。
日時 4月27日(水) 午前11時30分
場所 大阪地方裁判所 1007号法廷
集合・出発 バス「釜ヶ崎」でセンターを午前10時30分に出発します。
2011年4月18日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23
釜ヶ崎解放会館
電話(6631)7460

<大阪市議選立候補中の稲垣委員長。2011.4.8撮影>
<あいりん職安を訴える裁判の原告になってください。>
30年前から組合は、あいりん職安に対し仕事の紹介業務を行うよう要求してきました。1982年4月には当時参議院議員だった中山千夏さんが参議院決算委員会であいりん職安が仕事の紹介業務を怠っている件について質問しています。当時は労働省でしたが「場所が狭すぎる」とか「職員の数が少ない」等の言い訳や責任逃れをしていました。以下質疑の要旨です。
中山議員「職業安定所が職業紹介の業務をしていないというのは大変不合理ですし、これ法律的に見てもちょっとまずいんじゃないかという気もします」
中山議員「職業安定所でちゃんと職業の紹介を受けたいと言っている労働者もたくさんいるわけです。労働者の声をよく吸収するようにしていただきたい」
国務大臣〔初村滝一郎氏〕「働く方々が本当にこれを望んでおるんだと、それに対する答えを前向きにすべきであるということで、今後できるだけそういう指導に持っていきたいと思います」
それが「しばらくはこの状態(紹介業務をやらない)を続けていく」に変わり、今は「業務の分担」と称して「財団法人労働福祉センターが仕事の紹介業務をしている」と居直りの態度に変わってしまいました。
それでも厚生労働省や大阪労働局、あいりん職安が自らの誤りに気づいて「仕事の紹介業務をやります」と言い出すことを期待して毎日あいりん職安の窓口に行き「1日も早く仕事の紹介業務を始めるように」と要求行動を始めて5年目に入ります。
あいりん職安が紹介業務を始めることを求めた署名簿は厚生労働省に届けました。釜ヶ崎労働者の切実な要求にほっかむりをして無視し続けるあいりん職安の態度をこれ以上許しておくわけにはゆきません。
現場での闘いを継続しつつ裁判闘争も早急に準備しなければなりませんね。
裁判所に「あいりん職安が仕事の紹介業務をやらないのは違法」との判決を求める裁判になると思っています。裁判所がどう判断するのか。古くて新しい問題です。
白手帳を持っている人も持ってない人も原告になることができます。ぜひ原告になって下さい。近いうちに原告を募る署名活動を始めようと思っています。少しの間、お待ち下さい。
●大阪市は生活保護法にのっとり、健康で文化的な最低限度の生活を保障せよ!
●西成区役所の脅しによる生活保護打ち切り、断固反対!
●あいりん職安は生活保護を頼らなくても生きていけるよう、仕事の紹介業務を行え!
●生活保護法の改悪反対!
2つの裁判のお知らせです
特掃輪番労働者がNPO釜ヶ崎・大阪市・大阪府を相手に賃金不払いの裁判を行っています。第7回目の裁判です。今回は双方の証人にだれが立つのかの検討がなされる予定です。
日時 4月18日(月) 午後2時30分
場所 大阪地方裁判所 809号法廷
集合・出発 バス「釜ヶ崎」でセンターを午後1時30分に出発します。
* 午後4時ころに釜ヶ崎に戻ります。簡単な弁当とお茶を用意しております。
受刑者に選挙権を!
稲垣浩委員長が国を相手に裁判を起こしています。第2回目の裁判です。
日時 4月27日(水) 午前11時30分
場所 大阪地方裁判所 1007号法廷
集合・出発 バス「釜ヶ崎」でセンターを午前10時30分に出発します。
2011年4月18日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23
釜ヶ崎解放会館
電話(6631)7460
by sogobunka
| 2011-05-27 09:40
| 釜ヶ崎通信