2012年 01月 24日
釜ヶ崎からの通信-160- |
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会からのメールです。

写真は 2011.9.24 よせば交流会での展示風景
<10月17日(月)結審 この裁判は特掃輪番労働者が勝たなければなりません。>
特掃輪番労働者の賃金から日雇健康保険の保険料の強制天引きを続けるNPO釜ヶ崎と、恥知らずにもこれに迎合する大阪府と大阪市。その不条理とNPO釜ヶ崎による嫌がらせを裁判の中で白日のもとにさらし、闇にあった矛盾を明らかにさせました。
釜日労の嫌がらせや脅しをはねかえして闘い続けた特掃輪番労働者のみなさん。この裁判は10月17日に結審を迎えることになりました。早ければ年内、遅くとも来年早々には第1審判決がみこまれます。
思い起こせば2年前、三角公園横のシェルタ―のシラミの問題から始まった待遇改善の闘いが特掃輪番労働者の待遇改善へと広がりをみせたのです。
シェルターのリース料に疑問があります
三徳寮横のシェルタ―は3年で撤去することを条件に平成16年1月に建設されました。平成18年度には解体撤去費用として1850万円を見込んでいます。平成15年11月、大阪市は設置工事費用総額1億7859万円で西成愛隣会(当時の会長は乾繁夫氏)に委託しました。ところが建物の管理をNPO釜ヶ崎が引き継いだのちも、年間1000万円近くのリース料を払い続けています。平成12年に設置された三角公園横のシェルタ―も同様、10年以上経つ老朽化したシェルターにも年間1000万円近いリース料を払っています。トイレやシャワー等の修理費も大阪市負担なのです。いったいどんなリース契約なのか大きな疑問を持たざるを得ません。これらはすべて市民の税金でまかなわれているわけですからごまかしや契約違反は許されません。
NPO釜ヶ崎の法違反、契約違反は許されません
見過ごしてきた大阪府・大阪市も同罪です
またNPO釜ヶ崎が大阪市から委託された特掃事業で、だれも何も言わないことをいいことに、仕様書では休日明けは12人増やして雇用しなければならないにもかかわらず長年6人しか増やさず6人分を隠し続けていたことや、雇用主が労働者を雇用したときに手渡さなくてならない労働基準法の基本中の基本「雇入れ通知書」を長年発行してこなかったこと等、特掃輪番労働者に対するNPO釜ヶ崎による法違反や契約違反について誰も責任をとろうとしていません。
釜ヶ崎労働者の人権や労働者としての権利をふみにじってきたことの責任の謝罪もせず、ほっかむりして通りすぎようとしているNPO釜ヶ崎の幹部たち。委託した事業をなんのチェックもせず見過ごしてきた大阪府や大阪市も同罪です。大阪府や市の職員もだれも責任をとろうとしておりません。
大阪市がNPO釜ヶ崎に渡している契約書の中に「乙(NPO釜ヶ崎)は労働基準法、職業安定法、労働安全衛生法とその他関係法令の規定を守り、善良な管理者の注意をもって業務を履行しなければならない」とあります。彼らが法律を守らないのであれば労働者がそれを守らせるよう声をあげてゆかねばなりません。裁判闘争もそのひとつです。この裁判闘争に協力していただいた全港湾西成分会の皆さん、関西生コン労組の皆さん、有難うございました。
テントつぶしの甘い誘いにだまされてはいけません
Fさんのテントの一部を破壊した大阪市に対し、団体との話し合いを求めていますが拒否を続けています。大阪市の職員に再びこんなひどいことをさせてはなりません。
大阪市は生活保護と引き換えにテントを潰すことを続けています。しかし生活保護を受けたとたんに西成区福祉事務所の職員に「働け」「働け」と言われます。だまされてはいけません。大阪市は手を変え品を変え、テント生活者をしめつけてきますが、テント潰しの甘い誘いにのらないようにしましょう。
大阪市によるテント潰しを許さない!
抗議行動を共に闘いましょう!
10月14日(金) 午前9時センターを出発。バス「釜ヶ崎」で大阪市役所に抗議に行きます。午後3時までには釜ヶ崎に戻る予定です。共に闘いましょう。当日はお握りとお茶を用意します。
<裁判のお知らせ>
10月17日(月)9時45分から大阪地方裁判所809号法廷で特掃輪番労働者によるNPO釜ヶ崎・大阪府・大阪市を相手に賃金不払いの裁判をおこした第10回目の公判(結審)です。バス「釜ヶ崎」で午前9時にセンターを出発します。釜ヶ崎に戻るのは正午ころの予定です。昼食のおにぎりとお茶は用意します。
2011年10月11日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23
釜ヶ崎解放会館
電話(6631)7460

写真は 2011.9.24 よせば交流会での展示風景
<10月17日(月)結審 この裁判は特掃輪番労働者が勝たなければなりません。>
特掃輪番労働者の賃金から日雇健康保険の保険料の強制天引きを続けるNPO釜ヶ崎と、恥知らずにもこれに迎合する大阪府と大阪市。その不条理とNPO釜ヶ崎による嫌がらせを裁判の中で白日のもとにさらし、闇にあった矛盾を明らかにさせました。
釜日労の嫌がらせや脅しをはねかえして闘い続けた特掃輪番労働者のみなさん。この裁判は10月17日に結審を迎えることになりました。早ければ年内、遅くとも来年早々には第1審判決がみこまれます。
思い起こせば2年前、三角公園横のシェルタ―のシラミの問題から始まった待遇改善の闘いが特掃輪番労働者の待遇改善へと広がりをみせたのです。
シェルターのリース料に疑問があります
三徳寮横のシェルタ―は3年で撤去することを条件に平成16年1月に建設されました。平成18年度には解体撤去費用として1850万円を見込んでいます。平成15年11月、大阪市は設置工事費用総額1億7859万円で西成愛隣会(当時の会長は乾繁夫氏)に委託しました。ところが建物の管理をNPO釜ヶ崎が引き継いだのちも、年間1000万円近くのリース料を払い続けています。平成12年に設置された三角公園横のシェルタ―も同様、10年以上経つ老朽化したシェルターにも年間1000万円近いリース料を払っています。トイレやシャワー等の修理費も大阪市負担なのです。いったいどんなリース契約なのか大きな疑問を持たざるを得ません。これらはすべて市民の税金でまかなわれているわけですからごまかしや契約違反は許されません。
NPO釜ヶ崎の法違反、契約違反は許されません
見過ごしてきた大阪府・大阪市も同罪です
またNPO釜ヶ崎が大阪市から委託された特掃事業で、だれも何も言わないことをいいことに、仕様書では休日明けは12人増やして雇用しなければならないにもかかわらず長年6人しか増やさず6人分を隠し続けていたことや、雇用主が労働者を雇用したときに手渡さなくてならない労働基準法の基本中の基本「雇入れ通知書」を長年発行してこなかったこと等、特掃輪番労働者に対するNPO釜ヶ崎による法違反や契約違反について誰も責任をとろうとしていません。
釜ヶ崎労働者の人権や労働者としての権利をふみにじってきたことの責任の謝罪もせず、ほっかむりして通りすぎようとしているNPO釜ヶ崎の幹部たち。委託した事業をなんのチェックもせず見過ごしてきた大阪府や大阪市も同罪です。大阪府や市の職員もだれも責任をとろうとしておりません。
大阪市がNPO釜ヶ崎に渡している契約書の中に「乙(NPO釜ヶ崎)は労働基準法、職業安定法、労働安全衛生法とその他関係法令の規定を守り、善良な管理者の注意をもって業務を履行しなければならない」とあります。彼らが法律を守らないのであれば労働者がそれを守らせるよう声をあげてゆかねばなりません。裁判闘争もそのひとつです。この裁判闘争に協力していただいた全港湾西成分会の皆さん、関西生コン労組の皆さん、有難うございました。
テントつぶしの甘い誘いにだまされてはいけません
Fさんのテントの一部を破壊した大阪市に対し、団体との話し合いを求めていますが拒否を続けています。大阪市の職員に再びこんなひどいことをさせてはなりません。
大阪市は生活保護と引き換えにテントを潰すことを続けています。しかし生活保護を受けたとたんに西成区福祉事務所の職員に「働け」「働け」と言われます。だまされてはいけません。大阪市は手を変え品を変え、テント生活者をしめつけてきますが、テント潰しの甘い誘いにのらないようにしましょう。
大阪市によるテント潰しを許さない!
抗議行動を共に闘いましょう!
10月14日(金) 午前9時センターを出発。バス「釜ヶ崎」で大阪市役所に抗議に行きます。午後3時までには釜ヶ崎に戻る予定です。共に闘いましょう。当日はお握りとお茶を用意します。
<裁判のお知らせ>
10月17日(月)9時45分から大阪地方裁判所809号法廷で特掃輪番労働者によるNPO釜ヶ崎・大阪府・大阪市を相手に賃金不払いの裁判をおこした第10回目の公判(結審)です。バス「釜ヶ崎」で午前9時にセンターを出発します。釜ヶ崎に戻るのは正午ころの予定です。昼食のおにぎりとお茶は用意します。
2011年10月11日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23
釜ヶ崎解放会館
電話(6631)7460
by sogobunka
| 2012-01-24 13:17
| 釜ヶ崎通信