2018年 03月 23日
釜ヶ崎からの通信-488- |
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会からのメールです。
<写真は座り込みする前の風景 2018.3.2>
<南海電鉄はいさぎよく(財)西成労働福祉センター(大阪府)とあいりん職安(国)の仮移転先を返上せよ>
釜合労や釜ヶ崎公民権運動の人々が、2か月ほど前から南海電鉄に改善を申し入れていたガード下のダダ漏れの雨漏りがやっと止まりました。労働者の皆さんや地域住民の人々、今宮小中一貫校の生徒さんたちが通る、センター南西にあるガード下、萩之茶屋小学校正門前道路西側のガード下の件です雨降りの日はもとより、雨が止んだ後、三日経っても雨水が落下し続けていたのです。
降る雨の量によって漏水が激しかったり、緩やかだったりが続いていました。南海萩之茶屋駅の駅員に直接確認してもらって、補修を促したりしておりました。
今は労働者、今宮小中一貫校の生徒、近隣住民の人たちや外国人の旅行者もガード下を漏水を避けて通りすぎることはなくなりました。
でも本来の柱、ハリ(ケタ)、スラブの劣化による危険性が無くなったわけではないと思っています。南海電鉄はいさぎよく、(財)西成労働福祉センター(大阪府)やあいりん職安(国)の仮移転先を返上したらどうですか。
あなた方が打音検査をやり、柱やハリ(ケタ)、スラブの穴埋めをし、ライトグレーの塗料を塗り、補修(補強にはなっていないと私たちは以前から疑問を呈していましたが)を終えたはずなのに、私たちが座り込んでいるすぐ前のコンクリートの一部が脱落し、そのすぐ横のコンクリートもひび割れをおこしており、いつ脱落してもおかしくない状態のように思われます。
もう確認しておられますか。検査そのものがズサンだったのか、そのときは何事もなかったのか。いずれにせよ、また他のコンクリート片がいつ落下するのか不安が拭い切れません。
私たちが見える範囲では、(財)西成労働福祉センターの仮移転先としているガード下のハリ(ケタ)がずれ落ちているのが二か所、あいりん職安側が仮移転先としているハリ(ケタ)も二か所ずれ落ちています。
いずれも今はトタンで囲って雨水を逃がすトユがつけられており、その現状は目視することができなくなってしまいましたが、仮移転先のあちらこちらに見られる不具合は騒音も含め、そこを利用する労働者にとって危険と言わざるを得ません。
付け加えれば、センター横の南海ガード下の駐輪場の天井部からコンクリート片が落下し、この駐輪場で一服している労働者の近くに落下したという話も聞きました。この駐輪場は、労働者はもとより多くの人たちが利用しています。もし、その人達に当たっていたらと思うとゾッとします。
よりにもよって、なんでこんな危険なところに人が出入りする公共の施設をつくらなあかんのですか。釜ヶ崎やからかまへんと言うのなら、それが差別や。差別はだれに対してもしたらあかんやろ。
センター横の南海ガード下の柱、ハリ(ケタ)、スラブはできて80年以上経つ。鉄筋もさびていたし、コンクリートも落ち続けている。こんな危ないガード下、大阪府も国も考え直せ。センターをこのまま使ったらええやんか。
一般的にはコンクリートは建物ができて50年くらいたつと一番固くなると釜ヶ崎の労働者が言っていました。そしたら、できて48年経つセンターはコンクリートが一番強い時期とちがいますか。耐震性が弱いと言うのなら耐震工事をしたらええやんか。センターはそっくりこのまま残せ。住宅も医療センターもあいりん職安も。(財)西成労働福祉センターは、いつまで手配師や人夫出しの人たちを労働者に紹介してたらあかん。
ちなみに、釜合労は釜ヶ崎の労働者が幸せになれるビジョンを今までビラにきちんと書いてきました。御用学者や御用有識者、ちょうちん持ちたち、心の目玉をおっぴろげて、釜合労が主張したり書いてきたビラ等を額のつくほど近づけて良く見よ。釜ヶ崎労働者が幸せになれるビジョンがはっきりと出ている。ビジョンが無いとは言わせない。
センターの管理室の皆さん、段ボールのゼッケンを届けていただきありがとうございまいした。
先日、センター1階の噴水跡地での演説のあと、段ボールに黄色い紙を張り付けて黒のマジックインクで「センターつぶすな、もったいない」「センターつぶし、狙いは労働者排除」と書いたゼッケンを置き忘れました。
あくる日気づいて探しましたが見当たりませんでした。あきらめかけているとき、センター管理室の職員が「きのう、これ、忘れて行きはったんとちがう?」と言って渡してくれました。「ありがとうございました」と礼を述べ、その後、管理室に行って再度礼を述べてきました。
センター1階南端で「南海電鉄は工事を止めよ」「労働者を風化したガード下に押し込めるな」「センターつぶすな、もったいない」の抗議行動、座り込みを行っています。労働者の皆さん、抗議行動、座り込みに5分でも10分でも参加して下さい。それが大きな力になります。共に闘いましょう。
今週の予定
3月 19日(月)午前9時30分~12時
3月 20日(火)午前9時30分~12時
3月 22日(木)午前9時30分~12時
3月 23日(金)午前9時30分~12時
2018年3月19日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460 ファックス(6631)7490

<南海電鉄はいさぎよく(財)西成労働福祉センター(大阪府)とあいりん職安(国)の仮移転先を返上せよ>
釜合労や釜ヶ崎公民権運動の人々が、2か月ほど前から南海電鉄に改善を申し入れていたガード下のダダ漏れの雨漏りがやっと止まりました。労働者の皆さんや地域住民の人々、今宮小中一貫校の生徒さんたちが通る、センター南西にあるガード下、萩之茶屋小学校正門前道路西側のガード下の件です雨降りの日はもとより、雨が止んだ後、三日経っても雨水が落下し続けていたのです。
降る雨の量によって漏水が激しかったり、緩やかだったりが続いていました。南海萩之茶屋駅の駅員に直接確認してもらって、補修を促したりしておりました。
今は労働者、今宮小中一貫校の生徒、近隣住民の人たちや外国人の旅行者もガード下を漏水を避けて通りすぎることはなくなりました。
でも本来の柱、ハリ(ケタ)、スラブの劣化による危険性が無くなったわけではないと思っています。南海電鉄はいさぎよく、(財)西成労働福祉センター(大阪府)やあいりん職安(国)の仮移転先を返上したらどうですか。
あなた方が打音検査をやり、柱やハリ(ケタ)、スラブの穴埋めをし、ライトグレーの塗料を塗り、補修(補強にはなっていないと私たちは以前から疑問を呈していましたが)を終えたはずなのに、私たちが座り込んでいるすぐ前のコンクリートの一部が脱落し、そのすぐ横のコンクリートもひび割れをおこしており、いつ脱落してもおかしくない状態のように思われます。
もう確認しておられますか。検査そのものがズサンだったのか、そのときは何事もなかったのか。いずれにせよ、また他のコンクリート片がいつ落下するのか不安が拭い切れません。
私たちが見える範囲では、(財)西成労働福祉センターの仮移転先としているガード下のハリ(ケタ)がずれ落ちているのが二か所、あいりん職安側が仮移転先としているハリ(ケタ)も二か所ずれ落ちています。
いずれも今はトタンで囲って雨水を逃がすトユがつけられており、その現状は目視することができなくなってしまいましたが、仮移転先のあちらこちらに見られる不具合は騒音も含め、そこを利用する労働者にとって危険と言わざるを得ません。
付け加えれば、センター横の南海ガード下の駐輪場の天井部からコンクリート片が落下し、この駐輪場で一服している労働者の近くに落下したという話も聞きました。この駐輪場は、労働者はもとより多くの人たちが利用しています。もし、その人達に当たっていたらと思うとゾッとします。
よりにもよって、なんでこんな危険なところに人が出入りする公共の施設をつくらなあかんのですか。釜ヶ崎やからかまへんと言うのなら、それが差別や。差別はだれに対してもしたらあかんやろ。
センター横の南海ガード下の柱、ハリ(ケタ)、スラブはできて80年以上経つ。鉄筋もさびていたし、コンクリートも落ち続けている。こんな危ないガード下、大阪府も国も考え直せ。センターをこのまま使ったらええやんか。
一般的にはコンクリートは建物ができて50年くらいたつと一番固くなると釜ヶ崎の労働者が言っていました。そしたら、できて48年経つセンターはコンクリートが一番強い時期とちがいますか。耐震性が弱いと言うのなら耐震工事をしたらええやんか。センターはそっくりこのまま残せ。住宅も医療センターもあいりん職安も。(財)西成労働福祉センターは、いつまで手配師や人夫出しの人たちを労働者に紹介してたらあかん。
ちなみに、釜合労は釜ヶ崎の労働者が幸せになれるビジョンを今までビラにきちんと書いてきました。御用学者や御用有識者、ちょうちん持ちたち、心の目玉をおっぴろげて、釜合労が主張したり書いてきたビラ等を額のつくほど近づけて良く見よ。釜ヶ崎労働者が幸せになれるビジョンがはっきりと出ている。ビジョンが無いとは言わせない。
センターの管理室の皆さん、段ボールのゼッケンを届けていただきありがとうございまいした。
先日、センター1階の噴水跡地での演説のあと、段ボールに黄色い紙を張り付けて黒のマジックインクで「センターつぶすな、もったいない」「センターつぶし、狙いは労働者排除」と書いたゼッケンを置き忘れました。
あくる日気づいて探しましたが見当たりませんでした。あきらめかけているとき、センター管理室の職員が「きのう、これ、忘れて行きはったんとちがう?」と言って渡してくれました。「ありがとうございました」と礼を述べ、その後、管理室に行って再度礼を述べてきました。
センター1階南端で「南海電鉄は工事を止めよ」「労働者を風化したガード下に押し込めるな」「センターつぶすな、もったいない」の抗議行動、座り込みを行っています。労働者の皆さん、抗議行動、座り込みに5分でも10分でも参加して下さい。それが大きな力になります。共に闘いましょう。
今週の予定
3月 19日(月)午前9時30分~12時
3月 20日(火)午前9時30分~12時
3月 22日(木)午前9時30分~12時
3月 23日(金)午前9時30分~12時
2018年3月19日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460 ファックス(6631)7490
by sogobunka
| 2018-03-23 08:58
| 釜ヶ崎通信